子どもが2歳を過ぎると、遊びの幅もどんどん広がってきますよね。特に「電車のおもちゃ」は男の子・女の子を問わず人気ですが、いざ購入しようとすると 「ブリオとプラレール、どっちがいいの?」 と迷うパパママも多いのではないでしょうか。
ブリオ(BRIO)は北欧スウェーデン発の木製レール玩具で、シンプルながら長く遊べるのが特徴。一方で、プラレールはタカラトミーが展開する電動電車のおもちゃで、リアルに走る姿に子どもたちは夢中になります。
我が家でも2歳の子どもにどちらが合うのか気になり、実際にブリオとプラレールの両方を試してみました。この記事では 「2歳が実際に遊んでみてどうだったか」 を親目線でレビューし、両者を徹底比較していきます。
ブリオとプラレールの基本情報
ブリオ(BRIO)とは?
ブリオはスウェーデン発の木製レール玩具ブランドです。創業は1884年と長い歴史があり、現在では世界中の子どもたちに親しまれています。木のぬくもりを感じられるデザインで、北欧らしいシンプルかつ上品な見た目が特徴です。
素材:木製(環境に配慮したブナ材など) 対象年齢:1歳半〜 価格帯:スターターセットは4,000〜6,000円前後 特徴:温かみのあるデザイン、長く遊べる耐久性、手動で走らせる楽しさ
親から見てもインテリアになじみやすく、プレゼントにも選ばれることが多いのがブリオの魅力です。
プラレールとは?
プラレールは日本のタカラトミーが1959年から展開している鉄道玩具シリーズです。実際の電車をモチーフにした車両が多く、スイッチひとつで電動で走る仕組みが子ども心をくすぐります。
素材:プラスチック製 対象年齢:3歳〜(ただし2歳でも遊べる子は多い) 価格帯:スターターセットは3,000〜4,000円前後 特徴:電動で走る、実在する電車や新幹線のモデルが豊富、追加パーツの種類が多い
レールを組み替えて大きなレイアウトを作れるので、遊びの幅をどんどん広げられるのがプラレールの強みです。
基本情報まとめ
ブリオ:木のぬくもり、シンプル、耐久性が高く長く遊べる プラレール:電動で走る、実在電車の種類が豊富、拡張性が高い
どちらも「鉄道おもちゃ」という点では同じですが、素材・遊び方・見た目に大きな違いがあります。
2歳が遊んでみた感想(リアルレビュー)
ブリオで遊んでみた
2歳の子どもにブリオを渡すと、最初はレールをつなげるのに少し苦戦していました。しかし木製レールはカチッとしっかりはまる感覚があるので、慣れると自分で組み立てることができるように。電動ではなく手で電車を押して遊ぶタイプなので、自分の力で動かしている実感を楽しんでいました。
親目線では、角が丸くて安全性が高い点や、木の手触りが良い点が安心ポイント。また、遊んだあとの片付けもシンプルで、収納しやすいのがありがたいです。
プラレールで遊んでみた
一方、プラレールは最初にスイッチを入れて電車が走り出すと、2歳でもすぐに大喜び!「動くおもちゃ」というインパクトは大きく、夢中になって追いかけたり、何度もレールにのせて走らせたりしていました。
ただし、レールを自分で組むのは少し難しい様子。親が一緒にレールをつないであげると、電車を走らせるだけで十分楽しんでいました。誤ってレールを外してしまうことも多いので、大人がそばについてサポートする必要がある印象です。
遊んでみた感想まとめ
ブリオ: ・落ち着いてじっくり遊べる ・手で動かすことで「ごっこ遊び」が広がる ・安全性や片付けやすさも親には嬉しい プラレール: ・スイッチを入れるとすぐに盛り上がる ・2歳でも「走る電車」に夢中になれる ・レールの組み立てや扱いは大人の手助けが必要
どちらも2歳なりに楽しめますが、「自分で組み立てたい子」にはブリオ、「電車が大好きで動くものに興奮する子」にはプラレールが向いていると感じました。
ブリオとプラレールの比較ポイント
1. デザイン性
ブリオ:木製でシンプル。北欧らしい落ち着いた色合いで、リビングに置いてもインテリアになじみます。 プラレール:カラフルで実在する電車や新幹線をモデルにしているため、電車好きの子どもには圧倒的な魅力があります。
2. 遊びやすさ
ブリオ:レールが太めでしっかりはまり、2歳でも自分でつなぎやすい。手で電車を動かすので「ごっこ遊び」が広がります。 プラレール:スイッチを入れるだけで走るので小さな子でも楽しめますが、レールの接続は少しコツが必要。大人のサポートがあるとスムーズです。
3. 拡張性
ブリオ:シンプルな構造で拡張パーツも販売されていますが、日本での流通は限られているため入手しづらい場合も。 プラレール:追加のレールや情景部品、人気キャラクター列車など豊富に展開されており、遊びの幅をどんどん広げられます。
4. 価格
ブリオ:木製のため価格はやや高め。スターターセットで5,000円前後が目安。 プラレール:プラスチック製で比較的リーズナブル。スターターセットは3,000円台から購入可能。
5. 耐久性
ブリオ:木製なので壊れにくく、長期間遊べる。兄弟や次の世代に引き継ぐことも可能。 プラレール:プラスチック製なので使い方によってはパーツが折れたり外れたりすることも。ただし交換部品が手に入りやすいのは強み。
6. 収納のしやすさ
ブリオ:パーツが少なめで片付けやすい。箱にまとめてしまいやすい。 プラレール:パーツ数が多くなるほど収納に工夫が必要。専用の収納ケースを使う家庭も多いです。
比較ポイントまとめ
デザイン性・耐久性・安全性を重視するならブリオ 電車が大好きで拡張して遊びたいならプラレール
どちらも魅力があり、子どもの性格や遊び方によって合うおもちゃは変わってきます。
どちらが2歳におすすめ?
実際に2歳の子どもに遊ばせてみて感じたのは、ブリオとプラレールは「どちらが優れている」というよりも、それぞれに向いているタイプの子どもがいるということです。
ブリオがおすすめなケース
自分でレールをつないだり、電車を動かしたりすることを楽しめる子 落ち着いた雰囲気で、長くじっくり遊ばせたいと考えているご家庭 木製のおもちゃをインテリア感覚で取り入れたい方
ブリオは木製で耐久性が高く、兄弟で長く使える点も魅力です。2歳でもレールをつなぎやすいので「自分でできた!」という達成感を味わえます。
プラレールがおすすめなケース
電車や新幹線が大好きで、とにかく「動くもの」に夢中になる子 遊びのバリエーションをどんどん広げたいご家庭 手頃な価格で始めやすい鉄道おもちゃを探している方
プラレールはスイッチを入れるとすぐに走るので、2歳でも「動く電車」に大興奮!また、追加パーツやキャラクター列車も豊富なので、成長に合わせて遊びを広げられます。
まとめ
「じっくり遊んで長く使いたい」ならブリオ 「電車好きで動くおもちゃが欲しい」ならプラレール
どちらも2歳児にとって十分に楽しめるおもちゃなので、子どもの性格や家庭の遊びスタイルに合わせて選ぶのが一番です。
親目線での選び方のポイント
おもちゃ選びは「子どもが楽しめるかどうか」が第一ですが、親にとっては 片付けやすさ・安全性・長く使えるか といった視点も大切です。ここでは親目線での選び方のポイントをまとめます。
1. 子どもの性格や好みを考える
想像力を膨らませてごっこ遊びを楽しみたい子 → ブリオ 動くものや電車そのものに強い興味がある子 → プラレール 性格や遊びの傾向によって、どちらが長くハマるかは変わります。
2. 安全面と年齢に合わせる
2歳の場合はまだ小さなパーツを口に入れてしまう可能性があるため、誤飲の危険が少なく安全性の高いものを選ぶことが重要です。ブリオは角が丸く木製で安心感があり、プラレールは対象年齢3歳以上ですが、親がそばで見守れば十分楽しめます。
3. 初期費用と拡張性を比較する
ブリオ:やや高価だが耐久性があり、長く遊べる プラレール:始めやすい価格で、追加購入しやすい
「長く1セットでじっくり遊ばせたい」のか、「徐々にパーツを買い足して大きく遊ばせたい」のかによって選び方が変わります。
4. プレゼント用途か家庭用か
プレゼント用なら、見た目が上品でインテリアにもなじむブリオが喜ばれることが多いです。 家庭用で遊びを広げたいなら、種類が豊富で遊びの幅が広がるプラレールがぴったりです。
おすすめのスターターセット
どちらを選ぶにしても、最初はシンプルなスターターセットから始めるのがおすすめです。
どちらも「まずはお試し」にちょうど良い内容なので、子どもの反応を見ながら遊びを広げていけます。
ブリオとプラレールは、どちらも魅力的な鉄道おもちゃですが、遊び方や子どもの性格によって向き不向きがあります。
ブリオは、木製のぬくもりと安全性、長く使える耐久性が魅力。じっくり遊ぶのが好きな子におすすめです。 プラレールは、電動で動く迫力と拡張性の高さが魅力。電車好きで動くおもちゃに夢中になる子にぴったりです。
我が家の2歳児もどちらでも楽しんでいましたが、子どもの性格によって遊び方が変わるのを実感しました。最初の一歩はスターターセットから始め、子どもの反応を見ながら遊びを広げていくのが一番安心です。
あなたのお子さんが楽しめる鉄道おもちゃ選びの参考になれば嬉しいです。